最近注目が集まっている新スポーツ専門動画配信サービス「DAZN」について、皆さんはどのぐらいご存知でしょうか。まだまだ名前ぐらいしか聞いたことがないという方もいれば、知ってはいるけど詳しい内容は理解できていないという方もいるでしょう。
今回はそんな注目の動画配信サイト「DAZN」について、1から紹介していきたいと思います。これをみれば加入を迷っている方も明確な判断基準になるかと思います。
(※本記事の配信情報は2017年10月24日時点のものです。現在の配信状況については各公式サイトをご確認ください)
目次
DAZN(ダゾーン)って何?特徴や見れる競技は?
DAZNはイギリスのデジタルプラットフォームを展開している国際スポーツメディア「パフォーム・グループ」が2016年に立ち上げたスポーツ専門の動画配信サービスで、2016年8月から日本でもサービスが開始されました。
取り扱っているスポーツは幅広く、野球やサッカーといったメジャースポーツはもちろんのこと、ダーツや自転車競技などのマイナースポーツ、モータースポーツ、格闘技まで年間6000以上のスポーツコンテンツを楽しむことができます。価格は月額1750円。
さらにはネット配信の強みを生かして、生中継だけではなく、見逃し配信やダイジェスト動画なども配信しておりネットコンテンツ独自の利便性を発揮しています。
視聴デバイスはPCからだけでなく、スマホアプリからも視聴することが可能であるほか、インターネットに接続したプレイステーション4などのゲーム機からも視聴することが可能です。
一言で言うならば視聴できるスポーツコンテンツの幅広さと、多様な視聴方法を持っているという点がDAZNの大きな特徴です。
DAZNで視聴できる競技や配信コンテンツ
ここではDAZNを利用することによってどのようなコンテンツが視聴できるのかについて紹介していきます。
競技ごとに配信されるリーグなどが決まっていますので、こちら(DAZN配信コンテンツ一覧)を参考にすれば加入するかどうかの大きな判断基準になる事でしょう。
競技 | 国内競技 | 海外 |
野球 | NPB、プロ野球(広島以外) | MLB |
サッカー | Jリーグ | イタリア、ドイツ、スペインリーグ・UEFAチャンピオンズリーグ、プレミア、リーガ・エスパニョーラ全試合 |
アメフト | NFL | |
バスケットボール | Bリーグ | NBA、VTBユナイテッド・リーグ |
ラグビー | 日本トップリーグ | NRL、プレミアシップ |
バレーボール | V・プレミアリーグ、V・チャレンジリーグ | |
アイスホッケー | NHL | |
テニス | ATPワールドツアー・250シリーズ | |
モータースポーツ | F1、F2、GP3 | |
自転車競技 | ジロ・デ・イタリア | |
ダーツ | PDCプレミアリーグ | |
格闘技 | WWE、UFC |
(※上記の情報は2017年10月28日時点のものです。現在の状況については各公式サイトをご確認ください)
DAZN(ダゾーン)のメリットや良い点!
- 幅広い競技を視聴できる!
- CMがないので快適!
- 見逃し配信などいつでも好きな時に見ることができる!
- 視聴可能な対応機器が豊富!
- 1つのアカウントで、6つのデバイスと共有できる!
- 料金形態がわかりやすい!
- docomoユーザーならお得!
メジャーからマイナーまで幅広い競技の視聴が可能!

DAZNの大きな強みとしては何よりも取り扱っているコンテンツの幅広さですね。メジャースポーツからマイナースポーツまで幅広い競技を配信しているので、どれか一つでも見たいと思えるものがあれば利用したくなってしまいます。
特にマイナースポーツのファンとしては、取り扱ってくれるだけでもうれしいもので、それだけで加入したくなってしまいます。私はDAZNで野球とサイクルロードレースを主に視聴しています!
さらに最近では調子がいいのか世界的ボクサー、メイウェザーの世界戦を放送するなど勢いがあるので、今後も様々な注目コンテンツを配信していくことが予想されます。
邪魔なCMがない!
配信コンテンツの幅広さ以外のメリットとしては、一般的なテレビ中継とは異なり、CMが入らないので、競技の合間などもしっかりと放映してくれます。
例えば、プロ野球などでも回の合間には必ずCMが入っているのが普通のスポーツ中継だが、DAZNの場合はその回の間も中継を回してくれるので、ジェット風船を飛しているシーンや、ピッチャーの投球練習の様子なども見ることができます。
見逃し配信でいつでも視聴可能!

さらにはDAZNのように配信している競技が多いサービスの場合、どれを見るか迷ってしまうようなことがあったり、放送時間に見ることができないといった状況になることがあります。
しかしDAZNでは中継の終わった競技を後から見逃し配信として視聴することが可能なので、順次見たいコンテンツを視聴することができます。見逃し配信期間はおよそ1週間~1か月と長く、すぐに消えることはないので安心!
さらには、ハイライトやダイジェスト動画も配信しているので、中継をすべて見る時間がないという人も気軽に楽しむことができますよ。
様々な機器で視聴可能!6つのデバイスまで共有して利用もできる

DAZNが優れている点としては、様々なデバイスで動画を視聴できるという点です。
パソコンから視聴できることはもちろんのこと、専用の「DAZNアプリ」をダウンロードすれば、スマホからでも視聴することができます。
さらには、ソニーやパナソニックなどが販売しているスマートテレビからアクセスすれば、テレビで視聴することも可能ですし、Amazon Fire TV、Chromecast、AppleTVを持っていればテレビでの視聴も可能です。
極めつけはPS4、PS3、XboxOneといったゲーム機器からでも専用アプリをダウンロードすれば視聴することができるようになります。
また、1つのアカウントで6つのデバイスまで共有して利用できるという点も大きなメリットです。
料金形態がわかりやすい&docomoユーザーならお得
DAZNの料金形態は非常にわかりやすく、一定の月額料金を支払えばすべてのコンテンツを視聴できます。これについてはその他のスポーツ専門チャンネルのような競技ごと、チャンネルごとの契約をしなくていい分、シンプルでわかりやすいですね。
月額料金は1750円ですがdocomoユーザーであれば「DAZN docomo」に加入することで、月額980円で利用することも可能です。
どちらの契約でも視聴できるコンテンツはかわらないので、docomoユーザーにとってみればお得なサービスといえますね。
DAZN(ダゾーン)のデメリットや注意点!

- 競技によって配信の充実度にムラがある
- 通信速度の安定性に疑問が残る
競技によって配信の充実度にムラがある
DAZNのデメリットとしては、配信されている競技によって充実しているものとそうではないものがあるという点です。
例えば、サッカーの場合、国内リーグではJ1・J2・J3の全試合に加えて、海外リーグでは、プレミアリーグ(イングランド)、ブンデスリーガ2(ドイツ)、セリエA(イタリア)、リーグ1(フランス)、リーガ・エスパニョーラ(スペイン)など、サッカーファンにとっては充実のラインナップです!
一方で、私が好きな自転車競技の場合、世界三大ツールの一つであるジロ・デ・イタリアを配信してはいるが、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャの放映はなく、その他のレースについても充実しているとは言い難いです。
この点に関しては、放映権の関係上、自転車競技国内最大手のJスポーツがメジャーレースを抑える中で、配信されない隙間のレースを中継していると考えられます。
なので、幅広い競技が視聴できることは大きなメリットではありますが、特定の競技が好きな人にとっては少々物足りないかもしれないですね。
この点に関しては今後DAZNがどのような戦略をとるのかに注目です。
通信速度の安定性に疑問…視聴に必要な回線速度の目安は?
マジでDAZNめっちゃ止まる。
Wi-Fiが悪いのかな…— ゆーと (@antlers917) 2017年10月22日
DAZNカクカク。
画面が止まりすぎ。
しかもいいところで止まる😭— Mako (@makonbo_mako) 2017年10月15日
デメリットとしては、ネット上に多くの口コミが書かれている配信の安定性についてです。
ネット配信である以上、配信の安定性については個人のネット環境に依存する部分が大きいですが、安定性については疑問が残る部分があり、中継を見ていてもすぐに動画が止まってしまいロード画面になってしまう、画質が落ちるなどの声が聴かれています。
この点については今後改善されていくだろうと思いますが、DAZNを利用する際はこ自身の利用環境を今一度確認したうえで利用を心がけるようにした方がいいでしょう。
以下にダゾーンが推奨するネット回線速度を紹介しておきます。
★推奨するインターネット速度★
- 標準画質(720p)での動画のご利用時に推奨されるインターネット接続スピードは、5.0Mbpsです。
- HD画質(1080p)での動画のご利用時に推奨されるインターネット接続スピードは、9.0Mbpsです。
(DAZN公式ヘルプ:推奨環境について)
ダゾーンを安定して視聴するには5.0Mbps以上は欲しいところです。
コチラよりインターネット回線の速度測定を行うことが出来るので、利用前に確認しておきましょう。
DAZN(ダゾーン)と他社サービスとの比較

ここまでDAZNについて色々と書いてきましたが、やはり気になるのは他の動画配信サービスと比較してDAZNが優れているかどうかですよね。
視聴可能なコンテンツや料金など比較をすれば自分に合ったサービスを選ぶことができます。ここでDAZNとその他の動画配信サービス(スポナビライブ、スカパー、WOWOW)を比較していきます。
料金面での比較
DAZN…1750円(※ドコモユーザーであれば980円)
- 登録した初めの1か月はお試し期間として無料で利用することができます。
スポナビライブ…1480円(ソフトバンク契約者980円)
DAZNと同様に登録初月は無料で利用できます。
スカパー…基本料421円+サッカーセット(2980円)、欧州サッカーセット(3980円)、欧州サッカーセット&WOWOW(6140円)
- このほかに入会金が3024円(2017年3月31日まで無料)がかかります。+2週間の初回無料期間があります。
WOWOW…2484円(ネットからの入会で最大2か月1944円)
- 2週間の初回無料期間があります。
配信コンテンツによる比較
- サッカー(Jリーグ、海外サッカー全般)
- 野球(広島、横浜のホーム全試合、MLB1日6試合)
- バスケットボール(NBAなど)
- モータースポーツ(F1、F2など)
- ラグビー(日本トップリーグ、NRL、プレミアシップ)
- 格闘技(UFC、WWE)
- テニス(ATP250など)
- アメフト(NLF)
- アイスホッケー(NHL)
- ゴルフ(PGA TOUR)
- ダーツ(PDCプレミアリーグ)
- 卓球(アジア選手権大会)
- 自転車競技(ジロ・デ・イタリアなど)
- その他(体操、陸上、バレーボールなど)
スポナビライブ
サッカー(プレミア、リーガ・エスパニョーラ全試合)プロ野球(広島巨人以外)テニス(ATPワールドツアー2017)バスケ(Bリーグ)その他(大相撲、女子プロ野球、卓球、格闘技、アメフトなど)
※スポナビライブはサービス終了し、コンテンツはDAZN(ダゾーン)に集約されました。
スカパー
- サッカー(海外リーグ全般、天皇杯、ACLなど)
- 野球(プロ野球)
- ラグビー(ジャパンラグビー、大学ラグビー、高校ラグビー、スーパーラグビー)
- ゴルフ
- モータースポーツ(F1、MotoGP、SUPERGT、インディカー・シリーズなど)
- フィギュアスケート
- 格闘技(新日本プロレス)
- 学生スポーツ
- バスケ(NBA、Bリーグ)
- 自転車競技(ツール・ド・フランスなどの主要レース)
- その他(クライミング、柔道など)
WOWOW
- サッカー(リーガ・エスパニョーラ)
- テニス(グランドスラム全4大会)
- ラグビー(欧州ラグビー)
- ゴルフ(女子プロゴルフツアー)
- バスケ(NBA)
- ボクシング(世界タイトルマッチ)
(※上記の情報は2017年10月28日時点のものです。現在の状況については各公式サイトをご確認ください)
4社を比較して分かったこと
4つの動画配信サービスの料金とコンテンツを簡単に比較してみたところ、料金の安さでいえばDAZNとスポナビライブが安いということがわかります。
一方でコンテンツの充実度でいえば、どのサービスも幅広いスポーツを取り上げているもののDAZN、スポナビライブといった新興サービスは老舗サービスほどの充実度はありません。
やはり放映権の関係上新興サービスが既存の競技に参入することが難しいことが考えられます。
しかしDAZNであればJリーグ、スポナビライブであればプロ野球といったように目的を絞る形であれば十分に楽しめますし、逆に新興サービスならではの隙間を狙った競技を配信していることもあるので、この辺んもDAZNの魅力かと思います。
DAZN(ダゾーン)の評価や評判・口コミ!オススメしたい人は?

DAZNが評価されている最も大きな点といえばJリーグ中継の充実度です!
J1、J2、J3まで数多くの試合を配信しているので、Jリーグファンにとってみれば、この上ないサービスということができるでしょう。さらにはコンテンツ面でも国内のプロ野球やラグビー・バレーボール、海外ではサッカー・MLB・バスケ・アメフトなども充実しています。
ダゾーン、夜中にサッカー見ようとしててそのまま寝てしまった時に、朝起きたらそのまま見始める事が出来るの、やっぱり便利。いちいち録画予約しなくても見逃し再生出来るので。
— miChel (@mihashun_foot) 2017年10月1日
また多様なデバイスで視聴できる点についても評価が高く、外にいながらスマホで視聴することも可能なのでかなり便利なサービスとなっています。
料金についても、ドコモユーザーであれば月額980円という破格の安さで利用できるという点もDAZNが優れている点です。
一方で、まだまだ発展途上なサービスであることもあり、改善の余地があるところがちらほら伺えます。特に口コミで多いのは画質がいいわけではなく、動画も頻繁に読み込み中になってしまうなど、ユーザーにとってはストレスな部分が多いです。
ダゾーンすぐ止まるのストレスだわ
— タニダム (@rikkysaikyo) 2017年9月16日
この点に関しては今後改善されるはずでしょうが、やはりスポーツを見るのであれば気持ちよく見たいものですよね。
DAZN(ダゾーン)をオススメしたい人
ここまで書いてきたDAZNの事をおさらいしながら、DAZNがおすすめな人はどんな人なのかについて書いていきます。
まず1つ目は配信コンテンツの中で特にサッカー(Jリーグ)が充実しているので、サッカーファンで、とにかく色々な試合が見たいと思っている人にとってはDAZNはピッタリなサービスです。
2つ目は料金が安くなるという点でドコモユーザーです。さらに3つ目はスマホなどを使用して外でも視聴したいと思っている方であれば、DAZNは様々なデバイスで視聴が可能なのでオススメです。
★DAZN(ダゾーン)がおすすめ人★
- サッカー(特にJリーグ)が好き
- プロ野球、海外サッカー、Bリーグファンが好き
- ドコモユーザーでスポーツが見たい人
- 好きな時に好きな場所でスポーツを視聴したい
DAZN(ダゾーン)をオススメできない人
今度は逆にDAZNの利用がおすすめできない人はどんな人かについてです。
1つ目はDAZNが配信する動画に安定性が乏しいという点に関して、画質が急に悪くなったり、「動画が止まることに対してイライラしていますという人」や「気持ちよくスポーツを見たい人」にとってはおすすめではないかもしれません。
さらに2つ目としては、放映権などの関係で、見たい競技は取り扱っているけれど、肝心の競技内でのラインナップが気に入らないという人です。
競技によっては老舗サービスの狙ってないところだけを配信しているような競技もあるので、せっかくお目当ての競技が見たいと思っても、肝心の見たい試合が配信されていなければ意味がないですよね。
DAZNにはまだまだこういった部分がありますので、配信コンテンツをしっかりと確認したうえで利用したいものですよね。
まとめ
ここまで動画配信サービス「DAZN」についてまとめてきましたが、ここまで読めばDAZNに関してはほぼすべてを網羅しているといってもいいでしょう!
まだまだ新しいサービスでこれからさらに発展していく注目のサービスですので、これを読んだ方はぜひDAZNに登録して、新しいスポーツライフを始めてみてはいかがでしょうか。

月額料金 | 2189円 |
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無料お試し期間 | 31日間 |
同時視聴可能な台数 | 4台 |
見放題本数 | 約180,000本 |
月額料金 | 1026円 |
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無料お試し期間 | 2週間 |
同時視聴可能な台数 | 1台 |
見放題本数 | 約60,000本 |
月額料金 | 440円 |
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無料お試し期間 | 31日間 |
同時視聴可能な台数 | 1台 |
見放題作品数 | 約3,900作品 |